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四十六 ページ47

side 知念

涼介から連絡があったと聞いて、森を登った

薮「すげぇ、めっちゃ見える...」

高「あ、あそこ!」

八「伊野尾!大貴!」

有「ひか!」

知「...なんか違和感」

山「光くん、安心すると大貴って呼ぶんだって」

あ、それか...

いや、それだけじゃない

知「よく見つけたね、あの2人のこと」

山「...うん」

切なそうに大貴と伊野ちゃんを見つめる涼介

...そっか

岡「頑張ったね、やまちゃん」

山「っ、
うるせ、圭人のくせに...」

知「んなこと言って、泣きそうになってんじゃん」

山「なってないし」

中「大丈夫、あの5人からは見えないよ」

山「っ、ぐす、
もう、最悪...
タイミング悪過ぎんだよ...」

丁度聞いちゃったのか

知「...ねぇ、涼介
僕寒い」

腕を広げると、一瞬目を見開いて、すぐに困り顔

山「、、
ごめん、ありがとう」

岡「俺も
やまちゃんの暖欲しい!」

中「あ、ずるい!」

泣くといつも寂しくなるの知ってるから

1人で溜め込むのだって知ってるから

ねぇ、頼ってよ

ぼくたち、親友でしょ?

涼介

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作者名:MOA 橙 | 作成日時:2018年8月15日 14時

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