俺、好きかも ym×ar (ページ46)

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四十五ページ46

side 山田

花火が始まった
もう中盤に入ろうとしてる

伊野尾ちゃんから、大ちゃんが見つかったって連絡は無い

初めに伊野尾ちゃんから連絡をもらった時から、別れて探しているけど、全然見つからない

山「どこだよ...」

まさか、森じゃないよな...

いや、小屋もあるし...
行ってみるか

山「えっと、たしかこっち...」

あ、あった

有「ぅ.....ちゃ...なら」

あ、良かった、いた...

山「大ちゃ...」

伊「大ちゃん大好き！愛してる！」

有「へへ、僕も伊野ちゃん大好き！」

山「っ、」

...そっか、遅かったのか

せめてもう少し早く会えてれば...

そんなこと、今考えても仕方ないか
仕方ない、今来た様な感じで...

山「伊野尾ちゃん！
大ちゃん！
いる！？」

伊「山田...」

山「、良かった！
ここにいたんだね
大丈夫？立てる？」

伊「あ、うん
大ちゃん」

有「...ごめん、腰抜けちゃって」

伊「謝らなくていいよ
ちょっとごめんね」

そう言うと伊野尾ちゃんは簡単に大ちゃんを持ち上げた

...もちろん、お姫様抱っこで

((ﾌﾟﾙﾙﾙ

山「もしもし」

薮『山田、とりあえず集合だ
場所はトイレの前』

山「あ、それなら花火のよく見える場所にして！
2人、今見つけたよ」

薮『！？
本当か！？
分かった、そこに向かう』

山「うん」

伊「山田、今言ってた場所って？」

山「この森の上
ちょっとした原っぱがあるんだ」

有「伊野ちゃん！
早く行こ！
山田、ありがとう！」

山「...うん！」