四十四 ページ45
side 伊野尾
伊「大ちゃん!!
どこ!?
大ちゃん!」
教えて貰った森に入ると、予想以上に暗くて怖い
((ドン
伊「っ!?」
あ、花火...
花火のおかげで辺りは少し明るくなった
((ドン
2発目が上がった時、小屋の影が目の前に広がった
「助けて...!!」
この声...
伊「っ!」
小屋に向かって走り、勢いよく扉を開けると、
伊「大ちゃん!」
有「伊野ちゃ、!」
俺の目に飛び込んできたのは、大ちゃんと大ちゃんを壁に押し付けてる奴
伊「!!」
((ドン
花火の上がる音と同時に、目の前の奴を殴った
伊「おい、俺の大貴に何してんだよ」
出したことないような低い声が出た
大学「ひっ、」
伊「出てけ」
大学「ぁ、ぁの...」
伊「出てけ!!」
大学「っ、!」
伊「大ちゃん!」
有「伊野ちゃ、、
ふぇ、っぐす、」
泣き出した大ちゃんをすぐに抱き寄せ、腕の中に閉じ込めた
伊「ごめん、ごめんね
怖かったよね」
有「ぅん、こわっ、かったぁ」
伊「ごめんね、もう1人にさせないから...」
それからひとしきり泣いて、今は落ち着いてきた大ちゃん
有「ひっく、伊野、ちゃ」
伊「どうしたの?」
有「ちゅー、して?」
伊「え、?」
有「お願いっ...」
伊「うん、分かった」
ちゅ、
触れるだけの優しいキス
大ちゃん相手にこれ以上は出来ない
ってかまず、俺が我慢出来ない
有「ん、もっかい」
伊「うん」
それから何回も、大ちゃんが求まるままにキスをした
...あぁ、もういいや
伊「大ちゃん、」
有「?」
そんなにうるうるの目でこっちを見ないでよ
伊「好きだよ、大好き」
有「僕も、すき」
伊「...大ちゃんの好きとは違うよ、俺は
“愛してる”
大ちゃんのことが好きで好きでたまらないんだ
付き合って欲しいっていう恋愛の好き」
有「...」
伊「ごめんね、急に...」
有「僕、恋愛とかよくわからない...」
伊「っ、もし良かったら、付き合って下さい
好きにしてみせるから、大ちゃんに恋を教えてあげる」
有「...僕でいいの?
なんにも知らない、僕でいいの?」
伊「大ちゃんじゃなきゃダメなの
何も知らなくていい、これから教えてあげる」
有「.....分かった
えっと、よろしくお願いします」
え、
伊「いいの、?」
有「うん、伊野ちゃんなら」
伊「ありがとう!!
大ちゃん大好き!愛してる!」
有「へへ、僕も伊野ちゃん大好き!」
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作者名:MOA 橙 | 作成日時:2018年8月15日 14時