俺、好きかも ym×ar

二十八 ページ29

side 有岡

有「けほ、けほ」

八「大ちゃん、本当に平気なの？」

有「((ｺｸ」

今日からテストなのに、夏風邪をひいた

有「((ｽﾞﾋﾞ」

架「熱は無いのですが、鼻と咳が...」

薮「今日は休もう？ね？」

有「((ﾌﾙﾌﾙ
休んだら8掛けだもん」

高「それはそうだけど...
でも、受けられる？」

有「((ｺｸ
けほ、けほ」

伊「...分かった、でも無理はダメ
少しでも熱出たらすぐ保健室行くからね？」

有「うん！」

八「はぁ、仕方ないか
よし、行くよ！
大ちゃん乗って！」

ひかが腰を落としておんぶの体制になった

有「大丈夫！((ｽﾞﾋﾞ」

薮「俺に乗る？」

架「車出しましたよ、お乗り下さい」

高「ありがとう！架揺」









今日は3時間だからなんとか持ちこたえられるって思ってから2時間

有「っ、くしゅん...((ｽﾞﾋﾞ」

寒気がしてきた

テストは英語、一応全問解き終わってる

薮ちゃんは英語弱いし、伊野ちゃんは解いてる最中だし...

それに、今はテストだから席の場所2人と遠いし、僕一番後ろだし...

...やばい、どうしよう

山「大ちゃん((ｺｿ」

有「やまだ、？」

テスト中のはずの山田が目の前にいる

山「辛いでしょ？
背中、乗って
保健室行こ？」

有「...うん」

素直に背中に乗せてもらい、教室を出た

ドア開けた時に伊野ちゃんと薮ちゃんがこっちに気づいた気がする

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