君は違くても僕は好き。ｰ２ (ページ10)

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part５９ページ10

side 八乙女

今日は全員が集まる日

色々とめんどくさい事になってる...

大ちゃん...伊野ちゃんと何があったの？
俺が今すぐ飛んで行きたい…でも

取り敢えず、

八「薮」

薮「ん？」

八「少し話そうぜ」

薮「...うん」

中「あれ？
またどっかいくの？」

八「すぐ戻るよ」

中「はいはーい」

楽屋から少し離れた空き部屋

さてと、

八「お前、別れたんだな」

薮「直球だな
...あぁ、別れたよ」

八「いいのか？」

薮「おう、もう悔いはない
俺は圭人に幸せをあげられない」

八「ふーん、そ」

薮「そ、ってお前...」

八「お前が決めて悔いもないんなら俺が入る幕じゃないだろ？」

薮「まぁ、うん
そうだね」

八「...ま、慰めくらいならしてあげるけど？
ほれ」

薮「...成人男性が、なんなら三十路近い男が2人抱き合ってるなんてキモいだけだろ」

八「とか言って抱きついてんのはどこの誰？」

薮「...俺だよ、ばーか」

八「惚れんなよ？」

薮「自惚れんな
あ、ちょいこっち来て」

八「は？なんだよこんな狭いとこ」

薮「し！
喋んな」

？？

((ｶﾞﾁｬ

有「ほら、知念
ここならいいでしょ？」

知「うん...」

え？
知念？大ちゃん？

2人から、俺たちの場所はちょうど死角で見れない場所にある

待って、この先の展開が読めた...

知念が大ちゃんに相談するのをこいつと聞くことになるんだよな

...ヒカルは思考を停止させることにした