君は違くても僕は好き。ｰ２ (ページ42)

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part９１ページ42

side 八乙女

八「あーあ、くっ付いちゃったね」

中「...うん」

八「諦めらんない？」

中「今はまだね」

八「ん、そっか」

俺が告ったあの後、

有「ごめん、俺、、付き合えない...
でも、！ひかのことは大好きだよ！」

八「...うん、、ありがとう
ねぇ、大ちゃん
大ちゃんの好きな人って山田でしょ」

有「へ？
なんで山田？」

八「え、違うの？」

有『違うも何も俺、好きな人いないよ』

はぁ、この鈍感め...

八「嘘だ
大ちゃんが山田のこと見る時の目、恋してる女子じゃん
この間も、本当は山田にも知られたくなかったんでしょ？」

有「そりゃ、7だから知られたくなかったけど...」

八「大ちゃん、俺が振られる覚悟で告白した理由分かる？
大ちゃんが山田が好きだって確信持ったからだよ」

有「でも、俺...」

八「よく考えてみて？
大ちゃんが何かあって、1番に頼ってたのは誰？
いつも傍にいてくれたのは？
早くしないと裕翔に取られちゃうよ？

...告白、まだ返事してないのはなんで？」

有「...俺が、、山田を、？
っ、」

八「どう？」

有「ひか...俺、、
山田が好き...だと思う
裕翔に取られたくない...応援したのに
恋って、こんなに苦しいの？」

八「...うん、苦しいよ」

有「ひかっ、俺、裕翔のとこ行ってくる！
...ごめんね、気づかせてくれてありがと」

八「おう！
...頑張れよ、兄ちゃんはお前を応援してるぞ」

有「っ、うん！
ありがと！兄貴！」