君は違くても僕は好き。ｰ２ (ページ19)

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part６８ページ19

side 八乙女

八「山田、なにがあった？」

山「俺さ、雄也から今日告るって聞いてたから早く来たんだ
他に人がいると言えないでしょ？」

八「あぁ」

山「そしたら、大ちゃんがもう来てた
伊野尾ちゃん達も近くにいて、もうテンパっちゃってさ」

八「うん」

山「大ちゃんを思わず部屋の中に隠しちゃったんだ
俺も一緒にはいたけど」

...そこら辺まではなんとなく予想してた

でも、その後が分かんない

山「大ちゃん、目の前で告白見るなんて思ってないからさ、初めは首傾げてたんだけど、雄也の言葉聞いて分かったみたいで心配そうにこっち見てきたんだ
クイって袖掴みながら」

八「うん」

山「それからすぐに、伊野尾ちゃんが大ちゃんの話を出した
それと同じように高木も大ちゃんの話を出した
雄也に全く悪気は無いんだけどさ、

『絶対悲しませないから』

って言っちゃって...
その後、すぐ倒れた」

八「...つまり、大ちゃんは伊野ちゃんを悲しませたって思ったのか
しかも、高木が自分と比較してきた、と」

山「あくまで憶測だから後で大ちゃんに聞かないとわからないけど
って光くん、生放送は？」

八「はじめのVTR終わるまでに戻ればいいって言ってくれたから、できるから大ちゃんと一緒に行きたい」

山「無理させるつもり？」

八「俺だってさせたくない、、
でも大ちゃんの事だから、2つも仕事に穴開けたって思うだろ？」

山「...そっか」

渋々だけど納得してくれた山田

大ちゃん、VTR終わっちゃうよ？
起きてよ...