君は違くても僕は好き。ｰ２ (ページ11)

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part６０ページ11

side 八乙女

知「大貴、驚かないで？
でも、圭人のこと怒って」

有「え、何その前置き」

知「あのね、圭人に好きって言われた
愛してるとも言われた」

圭人...

薮、大丈夫か？

有「まじ！？
良かったね、おめでとう」

知「ばか大貴」

有「おい！
何でだよ、合ってんじゃん
おめでとう、で」

知「圭人、宏太と付き合ってんだよ？」

有「別れたんじゃない？」

知「そんな簡単に宏太が諦めるわけないじゃん」

有「もう、圭人が言ったんだからそんなの気にしなきゃいいじゃん」

知「...怒ってる？」

有「いや、ごめん
怒ってるわけじゃないよ」

知「...」

有「知念はさ、圭人と付き合いたいんでしょ？」

知「うん...」

有「なら悩むことなんてないよ
圭人と宏太の事情は2人で片付けてるよ
圭人のこと、信じてあげな？」

知「...うん
大貴、大貴の悩みは？」

有「...知念に隠し事は無理か
あのね、俺も好きって言われた」

え、、？

知「だれ！？
光？涼介？伊野ちゃん？」

俺じゃない

有「？
なんでメンバー？
しかもその3人？」

知「なんとなく
で、だれ？」

有「...伊野ちゃん」

っ、！

知「ふーん、で
付き合ったの？」

有「ううん
俺さ、正直、伊野ちゃんから好かれてるの知ってた
でも高木の手伝いしたかった
俺は気持ちに答えられないし
...でもね、高木に聞かれちゃったんだ
それに伊野ちゃん、好きじゃなくてもいいって
好きにさせるからって...」

知「雄也に聞かれたって...告白？
大貴は伊野ちゃんのこと好きなの？」

有「...好きだよ」

八「え...」

有「メンバーとして、親友としてね
聞かれたのは告白
応援するって言ったのに、、裏切りだよね」

知「そんなことない！
だって、、大貴のせいじゃないよ...」

有「はは、ありがとう、知念」

知「...付き合うの？」

有「分かんない...
もう少し考えてみるよ」

その後すぐ出ていった2人

薮「光、
光、光！」

八「え、？
あ、薮...
ごめん、戻ろう」

薮「...おう」