君は違くても僕は好き。ｰ２ (ページ1)

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part５０ページ1

side 山田

大ちゃんをBARに誘った

大ちゃんはあまりBARに行かないはずなのに、俺のためにって頷いてくれた

有「山田、着いたよ
ここであってる？」

山「うん、ありがとう」

俺は車あるし、変なこと喋ったら嫌だから飲まないでおこうかな

((ｶﾗﾝｶﾗﾝ

店員「いらっしゃいませ
お2人ですね
こちらの席へどうぞ」

気を使ってくれたのか、ほかの席からは少し離れた席に案内された

有「ありがとうございます
あと、カシオレと烏龍お願いします」

店「はい、すぐお持ちいたします」

あれ？大ちゃん、いつもならもう少し強いお酒飲むのに...

有「久しぶりだな、こういうところ来るの
山田とは2回目とか？」

山「かもね
たしか、俺が20歳超えてすぐ、大ちゃんが連れてきてくれたよね」

有「そうだな
あん時、山田すぐ酔っ払って寝ちゃうし、俺最後1人だったからな！」

山「あはは、ごめんごめん」

店「お待たせしました、カシオレと烏龍です
他にご注文はございますか？」

有「えーっと、あ、ハヤシライス1つ
ほれ、好きなの頼め、山田」

山「あ、うん
カルボナーラお願いします」

店「かしこましました」

有「そんじゃ、今日は山田の入所日だし乾杯」

山「うん...って大ちゃん
カシオレこっちだよ？」

有「それお前の
今日は頑張っただろ？
だからお兄ちゃんからのご褒美！」

山「でも車！」

有「何のために俺が鍵預かってると思ってんのさ
ほれ、」

山「...バカ兄貴
ありがとう」

有山「乾杯」

入所日とかすっかり忘れてたよ
他の人の入所日の前に自分の覚えないと...

でもほんとに、ありがとう