１２０ ページ25
side 裕翔
今日は契約の日
やっと大貴とちゃんとした関係を築ける
侑「準備できたよ」
俺たち3人は、侑李に言われ、指定された輪の中に入った
八父「始めるよ
...我が名は八乙女
我が息子、雷の主に輪中の胡舞を授ける」
中父「我が名は中島
我が息子、風の主に輪中の胡舞を授ける」
侑涼慧【我らは見守りし胡舞
願いを聞き入れ、波紋様に申す
彼らに善の全てを与え、我らの名において恥ずべき行為を避けさせると誓う】
大【我は輪中の胡舞
波紋様と2つの命をここに持つ
この命に代えてでも、裕翔様、光様を護ることを誓う】
大貴が言い終わると、真っ白な光に包まれた
それからすぐ、右手の小指がむず痒くなった
そして、桜の花が辺り一面に咲き誇り、2つの大きな桜が咲き、全ての光と桜の花が一瞬にして消えた
侑「...ふぅ、終わったよ
どう？大貴」
大「確認して下さい」
涼「うん、大丈夫！
2つ付いてるよ
桜マーク！」
大「本当ですか！？
ありがとうございます！」
宏「そう言えば、なんで裕翔たちは成功するって思ってたんだ？」
裕「俺、まだまだ長生きする運命だから」
光「俺も〜」
俺たちはちゃんと覚えてる
波紋様と見た命の線のこと
.
.
NO side
あれから数年
波紋様を極端に嫌う人は減り、地球は輝きを取り戻しつつある
だが、火星から探査機が地球に上陸し、また何人もの人が火星に移り住んだ
波紋の関係者はこの、人の少ない星で一生を終える決意をした
ここは、波紋様が生まれた聖地であり、生きる根源だからだ
きっと、地球は魔法と科学の混合する、唯一の星になるだろう
大「ゆーとー！！
早くして下さい！」
裕「ちょっ、ちょい待ち！」
大「言葉遣い！！
もう...
あ、ひか！こっちです！」
涼「はは、相変わらず厳しいね」
光「俺、頑張った...」
慧「大ちゃんスパルタだからね」
雄「慧は少し見習おうね」
侑「あ、見て宏太」
宏「ケーキ？
美味しそうだね
あれも科学だってさ」
侑「ふーん」
圭「涼介ー！
いちごあるよ！」
涼「食べる！
行こ、大ちゃん！」
大「はい！」
...fin
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MOA 橙 | 作成日時：2018年5月6日 11時
