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side 裕翔
胸騒ぎがする...何か起こるんじゃないかって
いてもたってもいられなくなって、衝動で大貴の部屋に来た
光くんが少し俯きながら、大貴のベッドの横にいた
その隣には見慣れた人影...
裕「母、さん、、？」
中母「裕翔...」
光「...」
裕「なんでここに？」
中母「大貴くんのお母様に連絡頂いたの
久しぶりね、会えて良かったわ」
大貴のお母さん？
面識あったんだ...
一瞬の間、なんで大貴の病室に来たのかを忘れていた
光「裕翔、俺そろそろだと思う」
裕「うん、俺も
だからここに来た
母さん、ここから出た方がいいですよ」
中母「...なぜ？」
裕「母さんに危害が及ぶ可能性があるからです」
中母「、分かりました
それでは、終わったら呼んでくださいね」
裕「はい」
さて、と
光「全部、条件は揃ったな
...大貴、、」
((ﾋﾟ
！？
え、何？
((ﾋﾟｰｰｰｰｰ
光「この音、、大貴！！
ゆ、裕翔！
脈止まってる！」
裕「ナースコール！！」
...え？
なんで使えないの！？
裕「ちっ、
ナースコール使えない
先生呼んでくる！」
((ｶﾞｶﾞﾀ
裕「ドア鍵しまってる！
しかも向こうからしか開けられないように細工されてる！！」
光「シンマももう持たない！」
その時、俺の目に、大貴の上に落ちそうになってるタイルを見た
しかも2枚
裕「光くん！上！」
光「え？
あ...
裕翔！下半身の方のタイル頼む
俺は上半身何とかする！」
裕「わ、分かった、！」
お願い、間に合えっ！！
((ｶﾞｼｬﾝ
大きな音の後、だんだん前が見えなくなり、やがて、真っ暗な視界が出来上がった
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作者名：MOA 橙 | 作成日時：2018年5月6日 11時
