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side 涼介
涼「ねぇ、大ちゃん
俺達、いつまでここにいればいいんだろ」
大「きっと、もう少しだよ」
涼「そっか...」
大ちゃんとずっと2人でいるからか、大ちゃんの敬語が外れた
涼「あれ、？
大ちゃん、霞んでるよ...？」
大「え？
いや、涼ちゃんが霞んでるよ
消えかかってる」
俺が？消えかかってるって、？
大「涼ちゃん、よく聞いて
これから現世に帰るんだと思う
帰って、岡本様に何かあったとしても、責めちゃダメ！
全ては涼ちゃんの為だから...
でも！自分を責めるのはもっとダメ！
それと、光様と裕翔様に危ないことはさせないで！お願い...
...またね」
え？
待って、だんだん目が霞んで...見えなくなってる
涼「待って！大ちゃん！！」
頭の中で自分の声がこだまする
意識だけをスっと取り出された感覚に陥った
涼「ん...」
((ｶﾞﾗｶﾞﾗ
侑「涼介ー、今日は良い天気だよ」
涼「...ほんと？」
侑「え...？」
((ｶﾞｼｬﾝ
知念が手に持っていた花瓶を落とした
侑「涼介！！」
勢いよく俺に抱きついた知念
涼「ちねん、花瓶あぶないよ、？」
侑「そんなの、どうでもいいよぉ...
遅いよ、バカ...」
((ｶﾞﾗｶﾞﾗ
慧「大きい音したけど大丈...
山田！？」
裕「あ、おはよう」
宏「どうした？
って涼介！
大丈夫か？」
圭人は...？
涼「あの、圭人って、？」
((ｶﾞﾗｶﾞﾗ
雄「皆！無事手術成功したって！！」
手術？
あ...
大ちゃんのあの言葉、、まさか！！
涼「っ！」
侑「ちょ、涼介！？
急に立ち上がったら危ないよ！」
涼「雄也様！
圭人は？
手術って何！？」
雄「え、えっと...」
雄也から全てを聞き終わった時、何も考えずに集中治療室へと走り出していた
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作者名：MOA 橙 | 作成日時：2018年5月6日 11時
