a110 -岩田side- ページ20
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健「お前のことだから、どうせAの為とか言って、
自分のやりたいこととか我慢して
なんかする気やろ。」
「な、なんで。」
健「そんなん、まる分かりや。
大方、医者になってAを助ける！
みたいなことやろ。
言わせてもらうけどな、
お前が医者になったところで、
Aちゃんを救う救わないの話じゃないで？」
「そ、そんなん分かってるわ。」
健「分かってへんわ。
どうせ、無理して笑って、Aちゃんに気ぃ使わせて…
情けない。
いいか？お前が今、Aちゃんにしてやれることは、
あの子の為に、あの子の傍にいてやることや。
少しでも長く、あの子の傍にいてやることや。
お前の頑張り方は、いつもちょっとずれとるんや。」
俺自身のことなのに…
俺が悩んで悩んで、やっと導き出した結論なのに…
なのに、そんな簡単に
俺が欲しかった答えを出しちゃうんだよ。
…ふざけんなよ。
「お前に俺の何が分かる…」
健「は？分かるも何も俺はただ当然のことをだな＿＿＿＿」
「Aには、俺が必要なんだ！
俺がいなきゃダメなんだ‼
そのために…その為に……‼」
思わず手に力がこもる。
手のひらに爪が食い込む。
健「おいっ！お前！落ち着けって‼」
「お前に…
お前に俺の何が分かんだよ！！
大事な奴1人も守れねぇで、勝手に開き直ってんじゃねぇよ！
お前ひとりだけ……救われたようなこと言ってんじゃねぇよ！！！」
俺は…間違ってなんかない。
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聖(プロフ) - すいません、pc壊れてて、更新できませんでした。 (2016年11月20日 16時) (
レス) id: a973d2e926 (このIDを非表示/違反報告)
聖(プロフ) - どうも、聖です！ 『愛風』、season3まで来れました。これからも、聖ともども、よろしくお願いします！！ (2016年9月19日 21時) (レス) id: a973d2e926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聖 | 作成日時：2016年9月19日 21時
