44話 ページ46
ｶﾞｼｬﾝｯ
レ「...ここで止まったね。」
『B3...ですね。』
ザ「一気にあがりゃぁいいのに、いちいち止まりやがって....」
エレベーターから出ると、そこはな真っ白な壁の部屋だった。
しかし、目の前にある鉄格子と、階段まで続くレッドカーペット。これは今までとは違う。
何より、今までは薄暗いフロアばっかりだったのに、電気のせいで部屋全体が明るくて眩しい。
ザ「またエレベーター探しかよ！」
『まぁそうしないと殺る側としてはつまらないからでしょう。
殺人鬼は一人じゃありませんし。』
今回はどんな人かなぁ....
ザ「...おい、頼むぞ。お前等は俺より頭の出来がいいんだ。
しっかり出口までたどり着くようにしろよ！」
レ「うん、頑張る。役に立つようにする。
だから、神様に誓った通り、ここから出られたら....殺して。」
ザ「お前...ほんと何度もうるせぇな。
わぁってるよ。」
レイが鉄格子の扉の方に歩いていったので、私も後に続く。
ｶﾁｯ
レ「....鍵がかかってる。」
『みたいだね....』
レ「『....』」
ここ鍵かけられてたら進めないんだけど.....
レ「.....」
レイは少し考える仕草をした後、ザックさんの方へ行く。
ザ「なんだよ」
レ「.....」
どうしたレイ、何故無言なんだ。
ザ「....だから、なんだよ！黙っててもわかんねぇよ！」
レ「言っても....ザックがわかるか、わからない....」
ザ「『！』」
『っ....っ....』
ちょ...待って....
ザ「わかんねーでも言いに来たなら言え！！」
レ「.....。
.....鍵が開いてない。
この部屋何もないし、正直困ってる。」
『.....ふぅ。』
良かった....吹き出す所だった.....
ザ「お前にわからなくて俺にわかるはずねーだろ」
レ「...そう言うと思った。」
ザ「お前等、鍵開けるの得意じゃねーか。頑張れよ。」
どういう投げ出し方ですか。
レイは鉄格子の方に向き直る。
ｶﾁｯ
レ「やっぱり開かない。」
『...どうしようか。そうだ、そのポシェットには、何か入ってないの？』
私が持ってるのはナイフと手帳とペンだけど....
レ「.....えっと......」
レイはポシェットに手を突っ込んだまま、言葉に詰まっていた。
何だ？何かあるのかい？
裁縫道具があるのは知ってるけど。
あ、それしかないから答えようがないのかな？
ザ「....おい」
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犬と猫 - 初めて読みました！夢主ちゃん可愛いですね(*´∇｀*)続編も読んできます！ (2018年7月15日 13時) (
レス) id: 2cdf399b3b (このIDを非表示/違反報告)
レミパチャ4号(プロフ) - ウルさん» アニメ化私も凄く楽しみです・・・頑張りますね！ (2018年7月1日 17時) (レス) id: 11b9edfca9 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - もうすぐアニメ化されますね！楽しみです( ^ω^ ) 更新頑張って下さい！ (2018年7月1日 0時) (レス) id: a922022279 (このIDを非表示/違反報告)
レミパチャ4号(プロフ) - 響さん» 確かに・・・でも一応サドマゾは知ってるので大丈夫かと・・・(汗) (2018年6月23日 12時) (レス) id: 11b9edfca9 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - ザックロリコンという言葉とかわからないのでは… (2018年6月23日 4時) (レス) id: 6a273e2997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：remipatya x他2人 | 作者ホームページ：http://201511ｋｂ
作成日時：2017年12月4日 22時
