33話 ページ34
小石の音....？
ザ「....誰だ。」
「ｸｽｯ、ｸｽｸｽｯ」
暗闇の中で聞こえてきたのは子供の笑い声。
レイが言ってたのはこれかな....
？「―――この墓荒らし。」
ザ「...あぁ？」
後ろから声がして振り返ると、パッと電気がついた。
『.....？』
振り返った先にいたのは、マフラーを巻いてオーバーオールを着ている、
まるでマスコットのような少年。
あれは麻袋だろうか...変な被り物をしている。そして手にはスコップ。
いや...頭の被り物がなければマスコットには見えないけど.....
あれはなんだ....
エ「やぁザック！久しぶりだね！」
今、私は殺人鬼たちと同じ空間にいるんだ、ということを忘れてしまうような普通の挨拶で、
子供はアイザックに話しかける。
ザ「何の真似だ、エディ。」
エディっていうんだ。
よしメモメモっと。
エ「それはこっちのセリフだよ。
折角君のお墓まで用意してやったのに、自分のお墓さえ荒らすなんてどうかしてるよ。」
アイザックさんのとこ、墓荒らし追加しとこう←
『(ｶｷｶｷ』
ザ「...それにしちゃぁ、俺の墓はかなりお粗末じゃねぇか？」
それは確かに。一人だけ岩ですもんね。
『(ｻﾗｻﾗ』
私はアイザックさんに隠れてメモをとりながら頷く。
ザ「なぁ！？(ﾌﾞﾝｯ」
エ「(ﾋｮｲｯ」
ザ「...チッ！」
アイザックさんは鎌を振るが、エディはジャンプして華麗に避ける。
運動神経は高い....と。
エ「―――ごめんね！君の分はだったから。その墓穴も掘りかけなんだよ。
でも墓石はそのままでいいよね？君にはぴったりだ。」
ザ「....先にお前の墓を作ってやろうか？」
『あ、今のセリフカッコいいですね』
ザ「テメェは黙っとけ」
『はい』
ザックは再び鎌を振りかざすが、電気が消え、見えない為案の定、空振りとなる。
ｶﾞｧﾝｯ
エ「それに、君よりあの子のお墓を速く作りたいんだよ？」
エディが喋りだすと再び電気がつく。
『あの子って...レイのこと？』
大人なら敬語ですが、子供相手は敬語抜きです。
エ「うん！
僕ね....一目惚れなんだ。」
マジかよ←
エ「....いつもいつも、他の人が殺した死体のお墓ばっか作ってて、ちょっとつまんなかった。
お墓を作るのは好きだけど、中に入れる人間が愛おしくない。
....そんなの、美しくない。」
ほほう...そんな人もいるのかぁ←
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犬と猫 - 初めて読みました！夢主ちゃん可愛いですね(*´∇｀*)続編も読んできます！ (2018年7月15日 13時) (
レス) id: 2cdf399b3b (このIDを非表示/違反報告)
レミパチャ4号(プロフ) - ウルさん» アニメ化私も凄く楽しみです・・・頑張りますね！ (2018年7月1日 17時) (レス) id: 11b9edfca9 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - もうすぐアニメ化されますね！楽しみです( ^ω^ ) 更新頑張って下さい！ (2018年7月1日 0時) (レス) id: a922022279 (このIDを非表示/違反報告)
レミパチャ4号(プロフ) - 響さん» 確かに・・・でも一応サドマゾは知ってるので大丈夫かと・・・(汗) (2018年6月23日 12時) (レス) id: 11b9edfca9 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - ザックロリコンという言葉とかわからないのでは… (2018年6月23日 4時) (レス) id: 6a273e2997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：remipatya x他2人 | 作者ホームページ：http://201511ｋｂ
作成日時：2017年12月4日 22時
