自暴自棄少女

二十滴 ページ21

どうやら炭治郎達は、私たちと同じ任務らしい。

そして、善逸と伊之助は同期らしい。

伊｢なんかコイツほわほわするぞ！｣

炭｢こら！伊之助、人に指をさしたら駄目だ！｣

…親子みたいだな。そんな2人を見てると善逸から質問の嵐が飛び交った。

善｢ねぇねぇ！Aちゃんは、なんの呼吸？同じ任務なんて運命じゃない？しかも、同期だよ？もしかして、これは結婚するしかない！？｣

『…』

善｢はぁぁぁ！！無言でも良い…僕と付き合っ｣

煉｢駄目だ！｣

伊｢うおおおお！！すげぇすげぇ速ぇぇぇ！｣

善｢なんであんたが言うんだ！おい！馬鹿危ないぞ！｣

煉｢そうだ危険だぞ！いつ鬼が出るか分からないんだ！｣

善｢え？｣

このあとが大変だった。煉獄さんの一言で善逸は｢降りる｣の一点張り。本当にこの集団で大丈夫だろうか…


すると煉獄さんと炭治郎の顔が変わった。

『煉獄さん…』

煉｢ああ、居るな｣

そう言って、煉獄さんの構えた先には鬼。

煉｢炎の呼吸 壱ノ型 不知火｣

『…凄い』

炭｢すげぇや！兄貴！｣

煉｢みんなまとめて面倒を見てやる！｣

『いや、私はいいです』

煉｢むむ！何故だ！不死川より俺の所にこい！｣

『無理です。』

なんて茶番をしていた。


これで任務は終わりだと思っていた。

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