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「俺が貴方に見合う為にどれだけ努力したと思っているのですか、どれだけ貴方のことを毎日想っていたか……!!」



『っそれでも、こんな形で、その気持ちを私に押し付けられては困ります、


っわたしは、貴方をお慕いしておりません……!!!』









誰にでも優しく、いつも心穏やかな彼女が、珍しく声を上げた。慕ってくれている事は本当に光栄な事だと思っているし、こうやって気持ちを伝えてくれることも嬉しい事だ。

しかし自分の気持ちを無視して目の前で声を荒らげている隊士に対しての嫌悪感が勝ってしまったのだ。


腕を握る力は彼の感情と比例するようにどんどん強くなる。




今すぐに離れて欲しい、

腕を離して欲しい、





今まで想いを告げてくれた隊士の中には、ここまで強引で執拗な方は居なかった。

初めての事で、A自身も声を上げる以外に、どうすればいいか冷静に考えることができなかった。

















「っっ、この、っ調子に乗るな!!!!」





Aの言葉を聞き

激怒した様子の隊士は手を上げようとする。





























宇「何してんの?」





















その手が、Aに届くことは無かった。
















「え、な、何故…」



























痛みを覚悟していたAは酷く驚いた。





立っていたのは、紛れもない、宇髄と_____時透であった。





















「い、いや、これは……違うくて、


お、俺はただ……」















感情的になっていた隊士が酷く困惑し言葉を詰まらせる。



当然だ



鬼殺隊である彼が、私情で仲間である女隊士に手をあげようとしたのだ。



しかもその相手であるAが 柱とは親しい関係である事は有名な話で







顔を青ざめてしまうのも無理もない状況であった。








「っ俺はただ!!気持ちをお伝えしただけで、…

そんな、手をあげるなんて、そんな事しようとしたわけじゃ……!!」






時「……いつまで掴んでるつもりなの」






「っえ……」














































時「____いいから、早くその手離しなよ」













































酷く、冷淡な声だった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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むいむい - こちらの続編、素直になれないにも程があるが読めません。 (4月10日 14時) (レス) id: 5e364bf0e0 (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - うあ、すきだぁ…。むねがきゅってなった…! (10月20日 16時) (レス) @page50 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - お疲れ様でした!!!完結してしまうのは寂しいですが新作も楽しみにしております!!絶対見ます!!! (7月22日 20時) (レス) @page49 id: e6271faca4 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - お疲れ様でした!更新されるのが毎回楽しみで完結しちゃうのがすごく寂しいです😭このお話が大好きです!新作楽しみにしてます☺️ (7月22日 16時) (レス) id: 2d55ef8bd0 (このIDを非表示/違反報告)
koto。。。(プロフ) - お疲れ様です!完結しちゃったのは寂しい部分もありますが、凄く面白かったです!良かったらですけど、番外編?みたいなのを作ってほしいです!最後までドキドキしました!😍 (7月22日 16時) (レス) @page49 id: a5fd6f2b2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠乃 | 作成日時:2023年6月4日 23時

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