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雪宮 A
彼女の話は鬼殺隊では有名だった。
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鬼に襲われた彼女が自分の意思で、蟲柱、胡蝶しのぶの元で剣術を教わっていたが、その成長の速さは凄まじいものだった。
彼女は鍛錬を一切怠らなかった。
毎日毎日、誰かに休息を取るよう催促されるまで鍛錬を重ねていた。
彼女の努力こそが、その成長の速さを表していた。
独自で 雪の呼吸 を習得し、刀を握り1年も経たずに最終選別を見事に突破した。
そんな彼女が、鬼殺隊の中で話題にならない筈がなかったのだ。
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『しのぶ様、あの』
胡「だめです。今日はもう休んでください。」
任務もある中で、限界まで鍛錬をしようとするAを止める胡蝶の姿は蝶屋敷では見慣れた光景だ。
ただただ、周りにいる隊士は 彼女の努力に感心していながらも、その凄まじい鍛錬が心配で仕方ないのだ。
近頃では、蝶屋敷に彼女が心配で主に煉獄や甘露寺が尋ねて来るほどだった。
胡蝶に言われた彼女は少し落ち込みながらも、分かりました、と素直に聞き入れた。
胡「…本当に、そんなに必死になるくらい、Aにとって彼は大きな存在なんですね。」
微笑みながらそう言う胡蝶に対し、Aは少し頬を赤らめる。
彼、とは 霞柱である時透無一郎である。
彼女が鬼殺隊に入ったのには様々な理由があるが、
1番の大きな理由は時透の存在である。
柱である彼に、もう一度会いたい、彼の役に立ちたい、
その為に、彼の隣に堂々と居られる、そんな隊士になりたいと強く思った末の決断だったのだ。
そんな気持ちをAは、包み隠さず胡蝶に告げた。
強い意志を持った彼女を、胡蝶は迷わず背中を押した。
『…早く、立派な隊士になって時透様に会いたいです、
も、もちろん、時透様だけじゃなくて、しのぶ様や皆さんのお役に立つような…そんな隊士になりたいです、』
そんな事を顔を赤くして言うAに、胡蝶は心底愛らしいと思うのだった。
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むいむい - こちらの続編、素直になれないにも程があるが読めません。 (4月10日 14時) (
レス) id: 5e364bf0e0 (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - うあ、すきだぁ…。むねがきゅってなった…！ (10月20日 16時) (レス) @page50 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - お疲れ様でした！！！完結してしまうのは寂しいですが新作も楽しみにしております！！絶対見ます！！！ (7月22日 20時) (レス) @page49 id: e6271faca4 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - お疲れ様でした！更新されるのが毎回楽しみで完結しちゃうのがすごく寂しいです😭このお話が大好きです！新作楽しみにしてます☺️ (7月22日 16時) (レス) id: 2d55ef8bd0 (このIDを非表示/違反報告)
koto。。。(プロフ) - お疲れ様です！完結しちゃったのは寂しい部分もありますが、凄く面白かったです！良かったらですけど、番外編？みたいなのを作ってほしいです！最後までドキドキしました！😍 (7月22日 16時) (レス) @page49 id: a5fd6f2b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠乃 | 作成日時：2023年6月4日 23時
