Real love

完結篇 ページ50

3年後





『陽奈ー！大陽ーー！起きて！

ほらパパも！』



私の1日はこの3人を起こすことから始まります








陽奈「おはよ、ママ」





まだ眠そうな大陽のてをひいて起きてきた陽奈





もうすっかりおねえちゃんです。






「おはよ、A」



家族4人で朝食を囲む








「あ、A、今日は早く帰るから、

ちゃんと家に居てね？

陽奈と大陽は、返りに俺が迎えに行くから」




『え？わたしお迎えいくよ？』





「いいの、Aもたまにはゆっくりしておきな？」






『ありがと、貴久』




「ごちそうさまでした！





ほら、陽奈！大陽！いくよ！」







ご飯を食べ終えて



貴久が出勤のついでに2人を小学校と幼稚園まで送ってくれるので



3人を見送る








『行ってらっしゃい』




「いってきます」




ちゅ…





大陽「パパずるい！大陽もちゅーする！」






『はいはい(笑)』



ちゅっ…




我が家の男の子ふたりに行ってらっしゃいのチューをして



お見送りした。






3人が行った後は家事をして動き回る








お昼を過ぎた頃、ようやく落ち着いてゆっくりしようとすると







ピロリン♪





ケータイに通知音







貴久:迎えにいくから、とびっきりお洒落してきてね❤




『はあ？(笑)』






とりあえず、余所行きのワンピースを着て化粧をする









準備が終わった頃
再び通知音



貴久:準備できた？もう着いてるから出てきてー！






『ったく、マイペースなんだから』


家を出ると、スーツを着た貴久が立っていた




「行きますよ？お姫様❤」


貴久にエスコートされて車に乗り込む




『ねえ、どこいくの？陽奈と大陽は？』




「いいから、黙ってついてきて」





それから2人は無言だった、






「着いたよ？お姫様。」



再び貴久にエスコートされて着いたのは

わたし達が再会したあのプレスクール






そこにはドレスアップした陽奈と大陽




そしてテーブルには少し見た目の悪い食事(笑)




「お誕生日おめでとう、A」

「「ママ、おめでとう！！」」





突然のサプライズ



貴久らしくて


涙が止まらなかった

『ありがとう…泣』





「これからもよろしくお願いします」



『こちらこそ』




これからもずっとずっと家族4人で


幸せでいられますように……









そこにはとってもとっても幸せな

本当の愛が溢れていた




ほんとのほんとのend

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