僕らの天才PDニム5 (ページ43)

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私のお願いページ43

Aside

時を遡ること、つい先日

彼の気持ちを聞き、私の気持ちを伝えてしまった

思い出すだけで、心臓がばくばくする

あれから電話の時や2人の時は名前を呼んでくれる

小さな変化がものすごく嬉しくて幸せだ

ぶーちゃんの電話を切った後のことだ

『今は、ああにしか言えないのごめんね』と

「俺こそすみません」としょぼんとする彼

付き合いたい気持ちと彼達の夢を

天秤になんてかけることはできなくて

『ねえねえ、私はジフナとチャニには

好きな人ができたとちゃんと伝える、誰かも

でも、迷惑はかけ「迷惑じゃないです」

『ありがとう、実は、お願い？したいことがあるの』

「お願いですか？」と言われて頷く

『私がこんなことを言うのもおかしいんだけどね？

２人の時は敬語なしがいい、それと』

「それと？」

『やっぱ、だめ！わがままになっちゃうもん』

「俺の言うんでわがままになってください」

なんて言われたら、もう言っちゃえってなって

『嫌じゃなければ、たまにお散歩か

こうして部屋でお話ししたいです、はい』

「え、3年間何もスキンシップなしで

行こうとしてたんですか？真面目か？」と

ちょっと捲し立てる感じに笑ってしまって

「手を繋いだりハグは、、、したいですね」と

恥ずかしそうに伝えてくれる彼の姿が新鮮だった