僕らの天才PDニム5 (ページ11)

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BCside

ご飯を食べて、事務所に戻る

僕らの作業室に直行して、曲を流してもらう

『もっと、音を重ねて厚みを出したくて

でもラップの作詞はできてないから

そこの雰囲気で重低音は調節したくて』

「ここは歌詞の候補とかあるの？」

『イメージというかこんな感じで、、この所が』

6、7時間程度でここまで仕上げてくるの

彼女の感覚的な凄さというか鬼才、、

天才と言われるのは嫌がるけど

その才能には毎度のことながら驚かさせる

『歌詞が納得できなくてさーーー』

なんて椅子をくるくるしている

「あれ、ヌナ？」と部屋にくるハニ

『あんにょん、天才ラッパー』

この曲をみんなで作って欲しい

助けてください〜と絡んでいる←

曲を聴いているハナ、うわーと聞こえ

「俺、歌詞浮かんできちゃったよ

‘僕が暗闇になっても’ってとこ好き

空いてるとこって埋めていい？」

『もちろん、ハナもチャニもなんか飲む？』

買ってくるけど？と外を差している

彼女に甘えて、飲み物をお願いした

行ってきまーすなんて彼女が出ていくと

「昨日さ、見ちゃったんだ」と

作詞しているハニから聞こえた声

「リノヒョンとAヌナが2人で外行くの

ヌナはヒョンの帽子かぶってて

あんな仲良かったんだね、良かったよ」なんて

その時に気づいた、この曲の君は彼なんじゃないかと