今日:60 hit、昨日:76 hit、合計:88,680 hit
小｜中｜大
ページ44
LK side
2人が仲良いのは知ってて、でもいざ彼女がと考えると
信頼も信用もしているけど独り占めしたくなって
ガキみたいな感情を抱くんだなと実感する
隣に座ってきて腰掛けるA
『どうしたの？』と覗き込んできてくれる
彼女の顔にかかる髪を耳にかける
そのまま自分の方に引き寄せる、たくさんくっついても足りない
『あ、ねえミノに聞いて欲しい曲があるの』
と俺の手を握ったまま一緒に立って機械をいじる
彼女を後ろからハグして包む
『ふふ、作業する時に思い出して集中できないかも』
なんて会話いいこと言ってくるから
そのままぽっへにちゅっとポッポする
びっくっとして耳が赤くなるAは可愛い
作業するたびに思い出しちゃえなんて悪戯心が騒ぐ
右手でほっぺを掴み自分の方に向ける
「ふっ」ともう１匹のリスだなと片割れを思い出す
『だめ！』と言って音楽をかける彼女
『めちゃくちゃ恥ずかしいけど、あの夜にできた曲なの
まだ、誰にも聴いてもらったことがなくミノに聴いて欲しいの』
そう言ってソファーに俺を座らせた
真剣に作業している彼女が不意にかっこよく見えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 297人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Hina - とても面白かったです！丸一日使って一気読みしちゃいました…笑 もし書いていただけるならその後のお話も楽しみにしています！！ (4月12日 22時) (
レス) @page50 id: d8dc20347d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りほ x他1人 | 作成日時：2023年6月3日 11時
