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SM side


早めにお店について、2人で待っていると


『ごめん、おまた、、、せ』


「ヌナ、スンミナには教えてたんだね」


ヒョンジナが拗ねている


『訳があるの、でも今日で2回目だから約束は守るよ』


注文して美味しく3人でご飯を食べる


何年振りの光景だろうか


さりげなくヒョンジンがヌナの写真を撮っている


あとでみんなで撮ればいいのにと思う


「そういえば、結局ヒョンのピアスでなかったみたい」


「ああ、ずっと左につけてたやつ?」と先日の会話


『ヒョンてチャニが?物無くすの珍しいね』


「いや、リノヒョンだよ」ともぐもぐしながら答える餃子


「ずっとつけてたやつでしょ?」


『そうなんだ』となぜか気まずそうなヌナ


「ずっと探してて、あんなに焦るヒョン初めてだよ」


「それだけ大切だったのかもね」と答える


ヌナのと時間はあっという間で、


しっかり帰る時には連絡先を交換しているヒョンジン


トイレに行っているヌナを待ち、


帰ってくると入れ替わりでトイレに向かう餃子


『ねえ、お願い聞いてくれる?』


「、、、珍しいお願いだね」


『これをリノくんに渡して欲しいの』


と小さな丸いプラスチックケースに入っているピアス


「何これ」


『ずっと返せなかったから渡して欲しくて!』


リノくんなんて呼んでたっけ?


『あと、ご飯もこれが最後だ』というヌナの声に返事ができない


『私ね、、、、』

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作者名:りほ | 作成日時:2023年5月30日 22時

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