運命 ページ33
Aside
クリスマスイブの今日も今日とてお手伝い
ここまで優しい人なかなかいないよね、ねえ?
世間は浮き足立っているけど、私には関係ない
これからリハ通しして、夜には本番を迎える
ハオちゃんの調子が良くなくて、代わりに舞台に立つ
位置確認をするため、動線を軽く頭にいれ動く
あれ?天井が見えている?頭も痛い気がする
え、転んでるんじゃんと気がついて
慌てて立ちあがろうとするが
足首に激痛が走って立てない、、え?
右足首が転んですぐだと言うのに青紫色だ
色を見たら余計にズキズキしてきた気がする
1番近くにいたジュナが転んだことに気がついて
立たせようとしてくれたと思ったら、俵みたいに担ぐ、、?
『え、無理おろして』と言っても無視されてる
「無理、宅急便はそのままねえ」なんて、え?は?
「ヒョン、預かってて」なんてよりによっての剛田の元へ
「えー、こんなのいらないのに」と言いつつ
お姫様抱っこされる、顔ちかすぎる、私より綺麗じゃん
「全部声に出てるよ、しっかり掴まれ」と言って進んでいく
パフォチの時間削ってしまったと思いつつ運搬される
「ハナや、10分以内に戻ってきてね」ととんかつリーダー
「本当にたまにドジだよね、あの瞬間最高だったよ」
なんてめっちゃ馬鹿にされるけど仕方がない
手伝いに来たのに、みんなの足を引っ張ってしまった
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作者名:りほ | 作成日時:2023年5月30日 22時