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A side
珍しいことにチャンビンからのご飯のお誘い
漢江にあるおしゃれで美味しいというお店に連れてきてもらった
「ヌナ待たせてごめん」なんて個室に入ってくる
『私は大丈夫だよ、何かあったの？ヌナのソンムル相談とか？』
と聞いてみるがそれもあるけどまずはご飯と注文が始まる
ご飯を食べつつ、チャンビンのヌナのソンムル相談
前に紹介してもらって仲良くなったから
この前欲しいと言っていた化粧品や鞄の情報を伝える
「帰って筋トレするぞー」と言うビニに微笑んでしまう
『そろそろ帰る？タクシー呼んでおく？』と聞くが
急に真剣な顔になる、、え？
「今日の本題はこれ、聞いて欲しいんだけどいい？」と言ってくる
とヘッドホンを差し出されるけど、私が聴くの？
『え？他にもっといい人材がいるんじゃ』と聞いてしまう
「この曲の感想教えて、流すよ」と言われて慌ててヘッドホンを装着
チャニの声から始まって、、、思わず出会った日のことを思い出してしまう
綴られていく歌詞に切ないメロディーに涙が溢れてくる
そして、2人でしたあの約束を思い出す
「『僕らは1つだから、夢が叶うまで大変でも一緒に頑張ろ』」
あの綺麗な空の下、いつもの公園で笑いながらした小さな口約束なのに、
自分との思い出に重ねてしまうよ、、だめだ
あの日のことが昨日のことのように蘇ってくる
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作者名：りほ | 作成日時：2023年10月3日 15時
