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A side


早く帰れるはずなのに、結局私の確認作業が終わるまで


一緒にいてくれたスンミナ、キムチチゲが食べたいと言われ


事務所から歩いて5分くらいのお店に向かう


暑かった夏も終わり夜になると肌寒くなってきたこの季節


耳を澄ませると虫の音も聞こえてくる、お店について注文して


何も聞いてこないでもぐもぐチゲを食べているわんこ


久しぶりに夜に炭水化物を解禁するらしい


いつも小麦粉製品を片手にもぐもぐしている餃子も懐かしい


『みんな元気に過ごしてる?』思わず聞いてしまう


「んーみんな元気だよ、チャニヒョンはよくため息ついてる」


『幸せのため息ってやつ?噂すごいよね』と


急にほくほくしていた顔つきが変わる


「ヌナ、あんな噂信じるの?」と噂を怪訝に思っているのか


『信じるも、何も』現場を見てしまったが、、なんて言えばいいのか


「僕は練習生の時からヌナとヒョン、お似合いだと思ってたよ」


『お似合いってただの親「親友でいいの?」


『今はもう親友でもなんでもない、ただのスタッフとアイドル』


「ふん、みんな思っていることは同じみたいなんだけどね」と


『みんな?』と思わず声が出てしまったようで


にやっと笑ったと思ったら何も話さずにチゲを食べ進めていく

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作者名:りほ | 作成日時:2023年6月8日 22時

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