*022(Ryusei.F/Akito.K) ページ49
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最近仕事がお忙しい彼氏。
そう、彼はアイドル。
只今全国ツアーの真っ最中。
「はぁ、流星くん...」
... PM:11:00 ...
忙しい彼の負担にはなりたくない。
でも寂しくて...。
なんとなーく桐山くんに電話をしちゃいました。
桐『もしもーし、Aちゃんどしたん?』
「あ、ごめんね急に。桐山くん元気ー?」
桐『元気やでー!でも、そんなこと聞きたくて電話してきたわけやないやろ?(笑)』
「え、あー...(笑)」
桐『流星も元気やで、今トイレ行ってるけど。戻ってきたら電話させよか?』
「いや、だ、大丈夫」
桐『なぁ、今どこおるん?』
「今?お家にいるけど」
桐『ほな、俺今から行くわ』
「え、え、え」
30分くらいで行くからって私の返事も聞かずに電話が切れた。
桐山くんはいつも優しい。
流星とケンカしたりしても、桐山くんは毎回助けてくれる。
桐山くんも忙しいのに...私なにやってんだろ。
--- 30分後 ---
家にチャイムが鳴り響く。
私は桐山くんだと思いインターホンを確認せずドアを開けた。
「き、桐山くんごめ...え、流星...?」
桐山くんだと思ってドアを開けると、そこに立っていたのは桐山くんじゃなく流星だった。
流『なん、照史が良かったん』
「な、なんで...」
流『照史がAから電話あったって。ってかなんで照史なん?なんで俺に電話くれんの?』
「...」
流『ツアーの間、1回も連絡くれんかったやろ。照史には連絡してたん?』
「違う、違うよ...(泣)」
私はそのまま玄関で泣き崩れた。
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作者名:みんとぅん | 作成日時:2017年5月6日 16時