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そして学校からの帰り道。

『もうAとこの道も歩かなくなるんやなー』

｢崇裕と一緒にいる時間減っちゃうんだよね...やっぱり辛いや(笑)｣

『Aは寂しがり屋さんだからな(笑)』

｢そんなことないもーん｣

『すぐ強がる(笑)』

｢うるさいっ(笑)｣

『ま、そんなAが好きなんやけどな(笑)』

｢もうっ(笑)｣

こうやって一緒にいる時間が大好きで、やっぱり学生のままで居たかったなって。

崇裕の会社にキレイなお姉さんがいっぱいいるかもしれないし。

崇裕が離れてっちゃいそうで不安。

あまりにも不安で涙が出てきてしまった。

『A？どっか痛い？』

｢崇裕...(泣)｣

『どしたん？大丈夫？』

崇裕は心配そうに背中を撫でてくれた。

落ち着くまでずーと。

『大丈夫？落ち着いた？』

｢大丈夫、ごめん、ね｣

『そうや、Aに相談あんねん』

｢ん？｣

『A、4月から1人暮らしする言うてたやん？1人じゃ寂しいやろ？』

｢まぁね...(笑)｣

『一緒に暮らさへん？そしたら今までと同じくらい一緒にいれるやん？』

｢...｣

『まぁ、Aが嫌やなければやけど』

｢したいっ...する！｣

『でも、ちゃんとAのおかんとおとんの了承を得てからな(笑)』

って、また頭をぽんぽんって。

どこかしらちょっと大人なんだよな、崇裕って。

なんか不安になってた自分が馬鹿みたい(笑)

『これからも俺のそばにおってな？つーか離さへんし(照)』

｢へへっ(照)｣

私が照れ笑いすると崇裕も照れ笑いをしていた。

そしてそっとキスしてくれました。

--- end ---

卒業シリーズ第三弾。

やっぱり濵ちゃんが好き←

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