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＊005(Ryusei.F) ページ11

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毎日の日課は幼なじみである流星と一緒に帰ること。

だから、流星の部活が終わるまで教室待機。

｢流星かっこいいなー｣

サッカー部の流星の姿を教室からみる私。

外には流星のファンの子がたくさん見ている。

流星は学校内でも人気でファンクラブもあるくらい。

｢今日もたくさんファンの子いるわ、モテる男はすごいですねー(笑)｣

流星がゴールを決めると黄色い声援。

流星も手を振ってその声に答える。

1つ1つの行動でファンもキャーって、もう目がハートになってるよね。

｢チャラいな～。でも、運動もできて高身長でイケメンだったらそうなるか(笑)頭は悪いけど(笑)｣

私はそのうち眠くなってきて、いつの間にか寝てしまっていた。

- 流星side -

部活が終わり教室にAを迎えにいく。

これが俺の毎日の日課。

『A帰r...』

｢Zzz...｣

『ははっ、寝てんのか』

Aの前の席に座り、Aをずっと見つめる。

『ほんま寝顔も可愛いな、こいつ』

｢Zzz...｣

『小さい頃から変わんねーな』

Aはぐっすり眠っている。

『俺も男なんやで？無防備すぎんねん...』

｢Zzz...｣

『...A』

俺は寝ているAにキスをした。

こんなことしたのバレたらAはどう思うやろ。

嫌われんのかな。

『俺な、ちっさい時からAのこと見てきてん。いつも一緒にいるからAは気付いてないやろな。お前のこと好きやねん。幼なじみじゃなくてAの彼氏になりたいねんで。ずっとそばに居っときたい...。』

そう言ってまたAにキスをした。

『伝えられたら楽なんやろうけどな...(笑)』

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