君の声【２】

98話 ページ50

ご飯とケーキも食べ終わりお風呂から出るとソファーで結弦が寝ていた
ファイナル終わってすぐだから疲れてるのかな

『結弦、起きて』

「んー、ごめん、寝ちゃってた」

『疲れてるなら１人で寝た方がいいんじゃない？』

「一緒にいるのになんで別々に寝なきゃダメなの？ 別に疲れてないから、くっついて寝る」

少し強い口調でそういうと寝室へ行ってしまった
あとを追いかけるともうベッドにもぐっていた
隣に寝るとすぐに腕が伸びてきた
胸元にある結弦の頭を抱きしめて話しかける

『今度の全日本は大事な試合でしょ？ 結弦には万全の状態で挑んでほしいからさ…、別々になんて言ってごめんね？』

「…こうしてくっつきたいのおれだけかと思った」

苦しいくらいにぎゅーとされる
怒ってたんじゃなく、拗ねてたのか…

『わたしだって一緒に寝たいと思ってるよ。今日はずっとこうしててあげる』

目を閉じて寝ようとするが、先程まで体にまわされていた腕があちこち触りだしたので再び目を開けた

『…くっついて寝るんじゃなかったの？』

「だってAの胸、柔らかくて気持ちいいんだもん」

そう言って直接触れてくる

「疲れてるからAで癒してよ」

さっきと言ってる事違うと思いながらも、迫ってくる唇に抗う術を持たないわたしは身を委ねるしかなかった


☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ

作者です

読者の皆様、いつも読んでくださりありがとうございます

申し訳ありませんがここで移行します
中途半端でスミマセン

次回はこのラブラブ後からのスタートになります

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