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82話 ページ34

夜ご飯を食べ終わってもみんな(主に女子3人)との会話は盛り上がった

佳「AがMARIAとかいまだに信じられないんだけど。明日の練習が楽しみー」

明「お客さんよりはやく生歌が聴けるもんね」

『えっ、聴くの? 緊張するなぁ』

佳「ところでさ、本名とか公表しちゃうの?」

『公表っていうより隠さないって感じかな。そもそも高校生だったからMARIAで活動してた訳だし、TVに出るようになったらどうせネットでバレるだろうって社長が言ってたよ』

結「あっ、ネットにMARIAの事上がってる」

『ホントに!?』

隣に座る結弦のスマホを2人でのぞきこむ


【謎だらけの歌姫 MARIA いよいよ姿を現す】
デビューから一切姿を見せる事のなかったMARIAが今週末に行われるアイスショーへ出演することが発表された
初めて公の場に姿を見せ、生歌披露となれば例年以上にアイスショーは盛り上がるだろう
なおアイスショーまで撮影・取材はNGという徹底ぶりだ
早くもファンの間ではアイスショーだけでなくLIVE開催を望む声が上がっている



結「まだ顔は見せないんだ。明日からマスコミが出待ちするんじゃないの?」

『スケーターに混じってバスで行ったり、スタッフさんに出入口隠してもらうんだって。結弦も協力してね』

「いいよ」

佳菜子達の方へ視線を戻せばみんながこちらを見ていた

『な、なに?』

信「えーなぁ、青春て感じで」

佳「ゆづがデレすぎで気持ち悪い」

大「俺とのコラボで妬くなよ」

結「A、大ちゃんとコラボすんの? なんで?」

『なんでって、さあ?』

大「ファイナル優勝したからじゃね? ダメもとでお願いしたらOKもらえてさ。打ち合わせ行ったら飛鳥は来るし、MARIAはゆづの彼女だって言うしマジでビックリしたんだからな」

結「ふーん」

そう言って何か考え込む結弦

明「さっ、明日から練習あるし、今日はもう解散しよっか」


みんなとは階が違うので1人エレベーターへ向かうと結弦が追いかけてきた

「あとでさ、おれの部屋おいで…いや、やっぱりおれが行ってもいい?」

『結弦の部屋でもいいけど?』

「両隣ノブくんと大ちゃんなの。部屋に来そうじゃん。それに…」

結弦は顔を近づけて耳元で話し出す

「久々に会えたから2人で過ごしたい」

そう言うと結弦は、またあとでねーって走り去っていく
頭の中でさっきの言葉が繰り返される
2人で過ごしたいって…
ドキドキうるさい胸を押さえて部屋まで急いで戻った

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ぷに子(プロフ) - はらさん» 再度のご指摘ありがとうございます。移行した時にチェックがついたまま更新してしまいました。今後このような事が無いように気をつけたいと思います。 (2018年6月9日 13時) (レス) id: 89aaf95143 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 前回も注意させて頂きましたが貴方は違反行為をしているという意識がないように思います。次は違反報告しますので (2018年6月9日 12時) (レス) id: 4e99e45b45 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい (2018年6月9日 12時) (レス) id: 4e99e45b45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆづ子 | 作成日時:2018年6月9日 9時

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