19話 ページ20
「佳菜、お前いつまでキノコ言うんだよ!!」
結弦くんが女の子に言うと2人は言い合いし始める
キノコって結弦くんの事?
それよりどうしよー、この状況…
「Aちゃん、久しぶりやね〜。ゆづと佳菜は放っておいてええよ、いつものことやし。」
『こんにちは、ノブくん。来週のチケットありがとうございます。飛鳥さん、無理言ったみたいで…これお詫びとお礼を兼ねてなんですけど』
そう言ってお菓子を渡す
「ありがとー。飛鳥の頼まれ事断ったらあとが恐いからスタッフさんにめっちゃ頼んだわ(笑)
今日は遊びに来たん?」
『はい、結弦くんが誘ってくれたので』
「へぇ〜、ゆづが…。」
ニヤニヤしながら結弦くんを見るノブくん
そんな視線に気づいた結弦くんが女の子と言い合いをやめてこちらを見る
結弦くんが何か言おうと口を開いた瞬間、女の子からものすごい勢いで話しかけられる
「ねっねっ、もしかしてゆづの彼女さん??」
かっ、かのじょ〜!!
『イヤイヤイヤ、彼女じゃないですから!! 結弦くんとは友達なんで』
「あっ、そーなんだ。わたし、村上 佳菜子って言うの。佳菜子って呼んで〜」
『わたしはA Aです。Aって呼んでくれれば大丈夫です』
「A、固いよ(笑) 同じくらいでしょ? 佳菜はゆづと一緒だけどAは?」
『わたしも一緒だよ。よろしくね』
「よろしく〜。控え室で話そっ」
そう言って佳菜子はわたしの手を引っ張って歩き出す
転ばないように気をつけながら後ろを振り返るとポカーンとした顔で結弦くんとノブくんが立っていた
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はら - 実在する人物のお名前を借りる二次創作になるのならオリジナルフラグは外して下さいね。違反行為になります (2018年5月10日 9時) (レス) id: b67bdd910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆづ子 | 作成日時:2018年5月10日 8時