1話 ページ2
わたし A A
16歳 高校2年生
歌手デビュー目指して頑張ってます
世間はGW中だけどわたしは朝から晩までボイトレや筋力トレーニングなど様々な練習をしてた
GW最終日の今日はマネージャーの飛鳥さんとアイスショーを見に行くことになった
飛鳥さんはフィギュアスケーターの織田信成さんのいとこで、わたしがテレビでしかスケートを見たことがないと知るとアイスショーのチケットを送るように話してくれた(ちょっとお願いの仕方が怖かったけど…)
会場について席を探すとリンクにかなり近い場所だった
『飛鳥さ〜ん、この席ってかなりいい場所ですよね? チケット高いんじゃないですか?』
「わたしはどこでもいいって言ったんだけどアイツが勝手に用意したんだから気にしなくていいのよ。あっ、ショー終わったら控え室に呼んでくれるって。」
それってものすごい事なんじゃ…
織田さんに会えたらチケットのお礼言わなきゃ
「それよりA、喉だけは気をつけてね」
『はい。とりあえずマスクはつけといた方がよさそうですね』
「そうだね。おっ、始まるかな」
飛鳥さんの言葉と共に照明は暗くなり、音楽がかかるとたくさんのスケーター達が楽しそうに滑り始めた
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
夢のような時間はあっという間に終わってしまいスケーターたちが手を振りながらリンクを滑っていた
終了のアナウンスが流れても頭のなかではさっき見た素晴らしいショーが延々と再生されていく
余韻に浸ってると飛鳥さんに声をかけられる
「ノブからそろそろ落ち着いたから来ていいってLINEきたから行くよ〜」
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はら - 実在する人物のお名前を借りる二次創作になるのならオリジナルフラグは外して下さいね。違反行為になります (2018年5月10日 9時) (レス) id: b67bdd910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆづ子 | 作成日時:2018年5月10日 8時