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練習が終わって片付け。
面倒くさいのは1年とギョンス先輩がして、他の先輩たちは簡単な片付けをする。
こうゆうのって性格出るなあなんて思いながら体育館の窓閉めるために場所を移動する。
「おつかれ！」
背後から元気な声が聞こえて振り返るとそこにいたのはベク先輩。
「お疲れ様です」
「連絡先交換しよ！」
ニコニコの笑顔を崩さないままそう言うベク先輩。
私が突然のことに戸惑ってると
「だめ？」
なんて首を傾げて可愛い顔で聞いてくる
「…だめじゃ、ないです」
あまりの可愛さに言葉が詰まってしまう。
「ありがとう！じゃ、これ俺の連絡先！」
小さな紙切れにアドレスが書いてあるものを渡してきたベク先輩は颯爽と走っていった。
「…」
びっくりしたあ。
そっと胸に手を当てるとドキドキしてる。
「A、帰るよ？」
ミナが不思議そうに顔を覗き込んできて初めてみんなが出て行くのに気がついた。
「あ、ごめん、待って！」
「またぼーっとして…おいてくよ〜〜」
帰ろうとするミナを追いかける。
「あ、Aとミナ」
体育館から出るとミンソクがいた。
「なにしてるの？」
「ルハン待ってる」
苦笑いのミンソク。
そういえば今日の部活来なかったなあいつ…。
「なにを怒られてるんだろ」
「馬鹿なことでもしたんでしょ」
どうでもいいけどさと言うミナの目線の先にはイーシンしかいないんだから…。
「先に帰らないんだ」
「帰りたいけど待ってないとうるさいからね」
ミンソクも大変だなあ。
「A、帰ろ！」
「待ってってば〜〜」
私も人の事言ってらんないや。
ミナに置いていかれそうになりながらミンソクに手を振って帰った。
「また明日！」
「うん、おつかれ！」
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作者名：enen♪ | 作成日時：2019年7月16日 0時
