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なぜか鼓動が激しく波をうつ。
落ち着かない気分のままおっぱは私の頭に顎をのせて話始める。
MH「違うよ…好きな、人、がいるんだ。俺。」
「えっ…うん。」
好きな人がいると聞いた瞬間頭に衝撃がはしった。
いたんだ…好きな人。
ずっといないと思ってた。
おっぱはそのまま話を続ける。
MH「…その人はね、かわいくて、優しくて、ずっと好きなんだ。だけどね、叶わないの。きっと。だから、悲しくて、辛くて、涙が流れたのかな。ははっ、情けないでしょ?」
泣くほど大切な人…か…
なんかモヤモヤと胸騒ぎする。
A「おっぱ、、」
「はいっ、そういうことだから!ジェファナのところいってきな?おっぱは勉強しなきゃ。」
“その人は誰?”
そう聞こうと思ったけど辛そうに顔を歪ませるおっぱにそれ以上は聞けなかった。
A「…うん。」
私は胸に大きなモヤモヤを抱えながら部屋をあとにした。
その後も眠るまでずっとモヤモヤの正体はわからなかった。
あのジェファニに食事中に心配された。←
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作者名:しゅあ | 作者ホームページ:http://jshnjtjs
作成日時:2017年10月26日 15時