※swimming fool ホシ ページ43
俺は君という海に溺れている。
「スニョ…ン…っ…あんっ…」
「ここ…もう濡れてるよ…?」
「あんっ…やっ…だめっ…!」
「ダメじゃないでしょ…?ほらイけよ…っ!」
「ああんっ!!」
俺の指で果てた君はすごく愛おしい。
だけど俺のものじゃない。
〜♪〜♪
「あっ、スニョン…ごめん…電話。」
「あぁ。」
お互い服がはだけた状態で体を起こす。
「もしもし。ジェボム?ごめんごめん。ん?愛してるよ?ふふっ。」
彼女の電話の相手はGOT7のJBヒョンだ。
彼女の彼氏だ。
俺は服を整え、軽く変装をして部屋を出る。
ようは身体だけの関係。
簡単にこの関係はきれる。
って思ってるのはあいつ…Aだけ。
俺はそんなこと思ってない。
だって俺はAに溺れてる。
あいつに出会った瞬間俺は堕ちた。
あいつのことを考えるだけで動きが鈍くなる。
次第に俺は息ができなくなる。
考えるのをやめようとしても喘ぐ声、表情が思い出されて止まらなくなる。
止めるのは簡単じゃない。
〜♪
電話だ。
Aからだ。
「もしもひ」
「また舌もつれてるわよ?笑」
「癖だよ。なに?次の約束?」
「うん。今日は満足できなかったし。」
「俺も最近忙しいから今度予定わかったらな。」
「うん。まってるね。」
ツーツー
いつも舌がもつれる。
いつからかバレてもおかしくないこのスリルに俺は浸かってしまっている。
君という海からでたらバレるかもとかそういうのが俺をゾクゾクさせる。
それだけで心臓が踊る。
俺は君に体を投げ出すまで堕ちているんだ。
君という海で俺はずっと泳いでいたい。
息ができなくなるまで。
俺はずっと君に溺れてる馬鹿者だから。
fin
music:Seventeen performanceteam
swimming fool
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作者名:しゅあ | 作者ホームページ:http://jshnjtjs
作成日時:2017年7月14日 23時