また君に… ジン ページ38
「ヒョン…出番ですよ?」
グクが俺に声を掛ける。
「あぁ。今行くよ。」
今日もステージにたつ。
君を探すために。
──────
あぁ。また君はいなかった。
当たり前だよな。
俺が君、、そう、
Aを…手放した。
また一粒涙が零れる。
幸せだった時間がいつも俺に訊ねる。
これで平気なのかと。
僕は答える。
そんなわけがないだろ。堪らなく怖い。
会えないなんて。
信じたくない。
Aと一緒に過ごした日々、辛いときも一緒にいた。
だけど、この6つの花を掴まないと、掴んで歩まなきゃ駄目だったんだ。。
これが俺の運命だから。
だけど、少しでも足掻いていたいんだよ。
少しでもAに会えるチャンスがあるのなら。
君を取り戻せるのなら。
だけどまだきっと俺は君がいるもとへは飛んではいけない。
だから、もう泣かないよ。
流れた涙を拭う。
君に会いたいから。
もう手放したくないから。
この言葉に嘘はない。
君という空に届くように。
僕はもう少し、手を伸ばしてみるよ。
「ナムヤ…僕はもう少し走っていたい。」
走っていれば君に追い付くかな?
届くかな?
また会えるかな?
「はい。ヒョン。勿論です。ジニヒョンがAヌナに会えるようにニコッ」
……またAに会えるように。
もう少しだけ……。
fin
music:jin AWAKE
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作者名:しゅあ | 作者ホームページ:http://jshnjtjs
作成日時:2017年7月14日 23時