素直に ジミン ページ12
「ハァハァ。い…た…」
こいつは俺と喧嘩すると大体図書室に駆け込む。
1回理由を聞いたら人が少なくて案外泣ける。
っていう理由だった。
だから今回も行ってみた。
……泣いてるかはわかんないけど
案の定いた。
奥の椅子に座って机に突伏してる。
「……や、A…」
「っ!ジミナ…!」
顔をあげたAは目が腫れていた。
「ごめん……。」
Aの前に座る。
そっとあいつの手を握る。
言おう。
俺の思ってること全部。
この関係が崩れたとしても、言わなきゃまた傷つける。
「俺さ…ほんとに口下手でさお前が傷つく言葉しか言えないし、素っ気ないし……なのにお前に泣いてほしくないとか思う自己中だし…だけど、だけど、これだけは言わせて?」
「ジミナ……?」
強くあいつの手を握る。
「……Aが好きなんだ。Aのことが好きだから、緊張して上手く喋れない…。ほんとにごめん。」
「ジミナのバカッ!なんで今あやまんの!!私だって、、ずっとジミナのこと好きだったんだから!!!」
えっ?えっ?
「A、ほんと?」
そう聞くとAが顔を赤らめて、
「うん//だから下らない話でもジミナになんでも言いたいし、どこに行くのかとか何が好きなのかとか知ってほしかったの!!」
まじか……//
「あっ、じゃあ言わせて?俺と付き合ってくれる?」
「当たり前じゃん!バカッ!」
そつ言うAの顔は満面の笑みだった。
早く素直になればよかった…。
俺ら遠回りしすぎたな?
これからは素直にぜーんぶ言うから。
「ねぇA?大好き。」
fin
オマケ
「ねぇ、ジミナ。さっき手握られたときやっぱりちむってた!」
「は?うるさい!」
「彼女にうるさいっていいの??」
「黙っとけ。」
チュッ
「///それは反則!」
「うるせぇ///」
fin
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作者名:しゅあ | 作者ホームページ:http://jshnjtjs
作成日時:2017年7月14日 23時