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栞「3ヶ月ぶり〜！」
東京に戻ってから2日連休をもらって、
3ヶ月ぶりに出社した。
栞は相変わらずで、
隣のデスクで「お土産ありがとー！」って言ってる。
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栞「で、話聞かせてよ」
久々の社員食堂で
突然、栞が切り出す。
『なんの話』
栞「いろいろと」
『んー･･･、まずは登坂破局説は事実でした。』
栞「聞いたの？」
『うん、向こういるときに電話きてさ。』
栞「で？」
『で、こっち戻ってきた日私の家に来た。』
は？！
って栞が驚いてる。
そりゃそうだよ。私もびっくりした。
栞「なに話したの？」
『･･･私じゃなきゃ無理、って。』
栞「え、戻りたいってこと？」
『だと、思う。』
栞「でもAは今市さんが」
栞が続けて
好きなんだよね？
って言う。
『隆二くんと話したり、一緒にいる時間は好き。』
栞「好きってことじゃん」
『だけど、』
広臣を思うと、
胸が痛くて苦しくて切なくて。
栞「あんなに好きだった人なんだから当然でしょ」
広臣の顔も声も
まるで目の前にいるように浮かぶ。
ついこないだ会ったからなのかもしれないけど、
別れてから広臣の顔を思い出せないなんてことはなかった。
好きで好きでたまらなかった人だから。
忘れたくなくて、
忘れられたくなくて、
必死に記憶に留めていた人だから。
栞「そもそもさ、」
そんなに悩んだところで
どっちとも付き合わないんでしょ？
栞がそう言って
コップに入った水を飲み干した。
そうだけど…
隆二くんとの時間は温かくて
ゆっくり穏やかで
付き合うことはないけれど
それでも嫌われたくないと思った。
広臣との大切な思い出も
捨てたくない。
…私を嫌いにならないでほしい。
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ねーやん(プロフ) - お久しぶりです(^ー^)大変でしたね( ｡ﾟДﾟ｡)5章も楽しみに待ってます(^ー^) (2017年5月23日 22時) (
レス) id: 17d749540e (このIDを非表示/違反報告)
すまいる - 続きが早く読みたいです。 (2017年5月16日 15時) (レス) id: 9729cafb7d (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 臣くん！がんばれー諦めるな！ (2017年5月12日 8時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - さのんかさん» さのんかさん⇒ありがとうございます！臣くんおせおせ(笑)私も書きながら思っちゃってますwこれからもよろしくお願いします！ (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - 藍虹さん» 藍虹さん⇒ありがとうございます！臣くんファンからの隆二押し、すっごい嬉しいです！！私の中の隆二はとことん優しい人なんでこんな感じになっちゃいました(笑) (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃき | 作成日時：2017年4月10日 16時
