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先の言葉を広臣に制され下を向く私と、
正面で相変わらず私を見る広臣。








ー Prrrrrrrrr







鳴ったのは私の携帯で、




表示されたのは
【 今市隆二 】 だった。







『・・・っ』






テーブルの上に置かれた携帯。

広臣に見えたかもしれない。

すぐに手に取って、
テーブルの下で画面をもう一度見る。








臣「出ねーの?」

『う、うん。知らない番号だし。』







少しして鳴り止んだ着信音。

そして「帰るわ」と言って立ち上がった広臣。



リビングから出る直前、
さっきまで目を逸らす事のなかった広臣が
こちらを見ずに背中を向けたまま


「悪いけど、俺はやっぱお前じゃなきゃ無理だから」



と言った。






広臣が出て行った部屋で一人。

さっきまで彼が座ってたソファーに腰かけて
たった数十分、何が起きたのか思い返したら
胸が苦しくて、痛くて。


でも何度も言われた
「お前じゃなきゃ」の言葉は
耳から離れなかった。








『・・・あ、電話』









握ったままの携帯を見て
隆二くんからの電話を思い出す。








ー Prrrrrr






隆二「もしもし」

『あ、さっきごめんね。』

隆二「ううん。もう家着いた?」

『うん。』

隆二「おかえり」

『うん。ただいま。』

隆二「意外とあっという間だったね。」









なんだろう、
すごく落ち着く。









隆二「おかえり飯会しよっか」

『なにそれ』







そう言って私が笑うと
いつものように隆二くんも笑う。

あ、これ。
やっぱり私の好きな時間。







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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , 今市隆二   
作品ジャンル:恋愛
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ねーやん(プロフ) - お久しぶりです(^ー^)大変でしたね( 。゚Д゚。)5章も楽しみに待ってます(^ー^) (2017年5月23日 22時) (レス) id: 17d749540e (このIDを非表示/違反報告)
すまいる - 続きが早く読みたいです。 (2017年5月16日 15時) (レス) id: 9729cafb7d (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 臣くん!がんばれー諦めるな! (2017年5月12日 8時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - さのんかさん» さのんかさん⇒ありがとうございます!臣くんおせおせ(笑)私も書きながら思っちゃってますwこれからもよろしくお願いします! (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - 藍虹さん» 藍虹さん⇒ありがとうございます!臣くんファンからの隆二押し、すっごい嬉しいです!!私の中の隆二はとことん優しい人なんでこんな感じになっちゃいました(笑) (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃき | 作成日時:2017年4月10日 16時

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