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『あ、ごめん。待たせちゃって。』








彼女がやって来たのは
約束の10分後。


スーツ姿から連想するに、









隆二「ううん、仕事?」

『うん。戻ってきてから溜まってた仕事全然片付かなくて。』

隆二「そっか。」









…ちょっと、痩せた?

やっぱ忙しーのかな。









『なに食べよっか』

隆二「あー、うん」









適当に注文して、

カンパーイ、ってグラスを合わせて

1時間くらいした頃合。









隆二「あのさ」

『ん?』

隆二「あの…」

『なに?』

隆二「あの、俺さ」

『あ、隆二くん、これも頼んでいい?』









こないだと同じだ。

だけど、このままじゃダメだ。









隆二「ごめん、今日は最後まで聞いて」









そう言うとAは
ごめん、と黙り込んだ。


今日こそは、ちゃんと伝えておきたい。









隆二「俺、Aのこと好きだから」









まっすぐ目を見て言えば、
彼女は合った目をすぐに逸らして

ありがとう、

とだけ言った。








その「ありがとう」の意味が分からなくて、

だけど、やっと言えた達成感。









本当は目の前の彼女を抱きしめて

俺のこと好きだよね?

って聞きたいけど
違うかもしれない。







俺のこと、
本当はどう思ってるの?








.

.→←the day he knew everything 【 Ryuji 】



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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , 今市隆二   
作品ジャンル:恋愛
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ねーやん(プロフ) - お久しぶりです(^ー^)大変でしたね( 。゚Д゚。)5章も楽しみに待ってます(^ー^) (2017年5月23日 22時) (レス) id: 17d749540e (このIDを非表示/違反報告)
すまいる - 続きが早く読みたいです。 (2017年5月16日 15時) (レス) id: 9729cafb7d (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 臣くん!がんばれー諦めるな! (2017年5月12日 8時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - さのんかさん» さのんかさん⇒ありがとうございます!臣くんおせおせ(笑)私も書きながら思っちゃってますwこれからもよろしくお願いします! (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - 藍虹さん» 藍虹さん⇒ありがとうございます!臣くんファンからの隆二押し、すっごい嬉しいです!!私の中の隆二はとことん優しい人なんでこんな感じになっちゃいました(笑) (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃき | 作成日時:2017年4月10日 16時

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