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『もしもし?』

臣「あ、ごめ、あ、えっと」

『なに?』

臣「ごめん、間違えて」









間違いなの?









『じゃ、切るよ?』









本当、可愛くない。









臣「嘘。間違ってない。話そうよ。」

『…何を?』

臣「いろいろ」

『…うん』

臣「あ、ちょっと待って、」









そう言って電話の向こうで

「ここでいいです」

って声が聞こえた。









臣「で、えっとー…どう?最近」

『え?』

臣「いや、どう?」

『どう、って…普通』

臣「そっか、」

『電話、しないでって言ったのに』

臣「俺、もう電話するなとか言われる筋合いないから」









なにが。









『俺、彼女と別れたから。』









あー、本当なんだ。


気になっていたことが分かって、
でも喜ぶのは違うし、
なんで?!なんて聞くのもおかしい。









『だからって、元カノに連絡する理由にはならないよ』








本当、可愛くない。 part.2









『私も今結構忙しいし』 ←part.3

臣「仕事?」

『うん。』

臣「ふーん。まだあのホテルなの?」

『うーん…なんだけど、今7月まで福岡なんだよね』









私がそう言うと
広臣は少し無言になった。









『広臣?』

臣「福岡?」

『うん』

臣「そっか…。お前、…りゅ」









言いかけてやめた広臣。


「なんもねー」って
話を終わらせた。





さっきの隆二くんと話す私みたい。









広臣はその後、
「また電話する」と言って電話を切った。









電話の後、耳に残る広臣の声。



この仮住まいの部屋には
広臣を思い出す物なんか
一つもないのに、

どうしてだろう。




どうして、
このタイミングで彼は

また私の中に入り込むんだろう。








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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , 今市隆二   
作品ジャンル:恋愛
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ねーやん(プロフ) - お久しぶりです(^ー^)大変でしたね( 。゚Д゚。)5章も楽しみに待ってます(^ー^) (2017年5月23日 22時) (レス) id: 17d749540e (このIDを非表示/違反報告)
すまいる - 続きが早く読みたいです。 (2017年5月16日 15時) (レス) id: 9729cafb7d (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 臣くん!がんばれー諦めるな! (2017年5月12日 8時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - さのんかさん» さのんかさん⇒ありがとうございます!臣くんおせおせ(笑)私も書きながら思っちゃってますwこれからもよろしくお願いします! (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - 藍虹さん» 藍虹さん⇒ありがとうございます!臣くんファンからの隆二押し、すっごい嬉しいです!!私の中の隆二はとことん優しい人なんでこんな感じになっちゃいました(笑) (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃき | 作成日時:2017年4月10日 16時

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