the first day ページ1
.
特別な、
大切な、
そんな人がいた。
どこから話そうか。
俺達の歴史は、
長いようで短いからな。
すぐに話なんて終わっちまうかもしれないけれど。
…でも、
やっぱり、出会いからかな。
彼女との出会いは
もうずいぶん昔のことに感じる。
もうすぐ冬、って時期だったかな。
まだまだ日中は暖かい、
だけど少し肌寒い、
そんな季節。
「たまにはお前も顔出せよ」
そんな、専門学校時代の仲間の一言で
行った飲み会でのこと。
.
.
.
拓人「お！臣、来た！」
臣「お前が来い、っつったんだろ」
拓人「そっか」
拓人は同じ美容専門学校を出た友人。
親の経営するサロンで美容師やってる。
実家が金持ちだけあって、
相変わらずすげーマンションに住んでる。
こうしてたまに自宅に友人を招いて飲んでる、らしい。
拓人「ま、適当に飲めよ」
いくつか酒を差し出す拓人。
専門の仲間だけの飲み会。
ほんと仲間内で俺含めて6人。
美容師やってる奴もいれば、
辞めて別の仕事してる奴もいる。
拓人「お前どうなの？最近。」
臣「んー？あー。まあまあ。」
拓人「ふーん」
聞いといてその態度なんだよ。
ー ピンポーン
拓人「お、来た来た」
そう言いながら玄関へ向かう拓人。
『すみません！遅くなっちゃって…』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しらたま(プロフ) - 有難うございます！ (2017年3月10日 22時) (
レス) id: 732f3e8e21 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - そらさん、しらたまさん、なーーさん、まめ。さん⇒お待たせいたしました！2nd公開しました！ (2017年3月10日 22時) (レス) id: 9910fcebbd (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - パスワード教えていただきたいです（ ; ; ） (2017年3月10日 22時) (レス) id: 8f96f231d0 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - パスワードかかってるので教えてください！ (2017年3月10日 21時) (レス) id: 732f3e8e21 (このIDを非表示/違反報告)
なーー(プロフ) - パスワード教えてください！ (2017年3月10日 21時) (レス) id: 2bbd607656 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃき | 作成日時：2017年2月3日 0時
