検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:30,514 hit

友人 ページ2

.








臣「たぶん、俺の方が謝んなきゃ行けないことになると思う。」

『え?』

臣「でも、今だけだから」









何のことを言ってるのか分からないまま、

臣くんは「あ、わり。後で」と言って
電話を切った。









.









清水「あ、ごめんね。オフなのに」









事務所につくと清水さんは
他の社員さんと話をしていて、
私に気付くなり、声を掛けて会議室へ促す。









『私の不注意ですからね…』

清水「いや、Aは異性のファンが圧倒的に多いって訳じゃないし、うちとしてはさ、認めちゃってもいいんだけど…」









向こうがね、と言いながら
清水さんは問題の週刊誌の記事を見せた。









清水「明日発売だって」

『あぁ…』









そこに映るのは紛れもなく私で、
背景は紛れもなくあのマンション。

別写真には同じ背景の臣くん。









清水「1週間張ってたんだと。で、毎日出入りしてるって…記事では。」

『事実ですからね。』

清水「でもまぁ、たまたま同じマンションです、とかって言えるんだけどさ。あとは登坂さんサイドの問題。」









しばらくして、
他のスタッフがやって来て
清水さんに、告げた。









「登坂さん側としては友人の一人、と否定する方向だそうです。」









清水「ていうことだから、うちとしても同じように対応するけどいい?」

『あ、はい』









知らない間にどんどんと話が進み、
私の事なのに、まるで蚊帳の外。









清水「大丈夫?」

『え?』

清水「登坂さんの意志じゃないと思うよ」









仕方がないことも分かるし、
こうする事が一番なのも理解している。

だけど、”友人の一人”という言葉が
頭にずっと残って、離れない。



こうなることが分かってて
臣くんは謝ることになるって言ったのかな。





.

信じて、待とう→←我が身に降りかかる



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
696人がお気に入り
設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , EXILETRIBE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kaomi(プロフ) - 面白くて一気に読ませていただきました!これはもう続きはない感じなのでしょうか?もしまだ書いても良いと思っているのでしたら是非お願いします。楽しみに待ってます。 (2018年10月23日 23時) (レス) id: f248c983cc (このIDを非表示/違反報告)
美晴(プロフ) - 本当に面白かったです!表現の仕方が上手でわかりやすくて!初めてちらっと読んでからオールして完結まで読ませていただきました! (2018年1月29日 22時) (レス) id: 9037e21257 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゃき | 作成日時:2017年4月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。