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ハルタside
Aちゃん大丈夫かなぁ…
さっきサッチが医務室から出てきたのを見たけど、心配だし次は僕が行ってもいいよね?
コンコン…ガチャっ
『…Aちゃーん…?』
貴「…スー…スー…ッ…」
寝てる…
ご飯食べて眠たくなったのかな?
Aちゃんのそばに行くと、Aちゃんは穏やかな呼吸をしていた
『あ、だいぶ熱引いてるみたい…』
おでこに手を当て確認すると僕より少し熱いくらいになっている
…Aちゃんの寝顔
普段より子供っぽく見えて可愛い…///
つい、Aちゃんの寝顔に夢中になっていると
貴「…ぅ…っ…」
『ん…?』
貴「…ぃやだ…」
『…?』
貴「…ね…ぇ…やめて…」
『…起きて…は無いよね…?』
貴「……こないで……」
『Aちゃん?』
…寝言…?
Aちゃんはさっきとは打って変わって苦しそうに唸っている
『Aちゃん、Aちゃん…!!大丈夫…!?』
声をかけても起きる気配は無い
貴「…も…だ…れも…どこにも…ぃかなぃでぇ…」
Aちゃんは涙目で布団をぎゅっと握る
…悪い夢を見てるんだ…
『大丈夫…!どこにも行かないよ』
貴「…ひと…り…に……しないでぇ…」
Aちゃんは僕の服の裾を掴んだ
『…うん、ちゃんとみんないるからね』
僕はAちゃんの手を握り悪い夢が少しでも良くなるように声をかけた
そんな僕の願いが届いたのかAちゃんは、ふっと柔らかい表情になってまた静かに眠りだす
『大丈夫…大丈夫だよ…。Aちゃんを見捨てる人なんてこの船には居ないから』
貴「……みんなぁ…ぃるねぇ…」
『んぐ…ぅっ…///』
寝ながらの笑顔!!
…可愛い…
…寝ながら笑うって、それずるい…!!
可愛すぎる…
貴「…」キュッ…
『ふぇ…っ…!!?』
Aちゃん、Aちゃん、Aちゃん!!!?
そんな弱い力で、手ぇ握り返してくれるの!?
そんな力…心臓へのダメージが…!!
『そうだ…おでこのタオル変えてあげないと…』
1度、Aちゃんの手を離し、タオルを変えてあげる
貴「ん…っ…」
…っ反応…///
『…可愛すぎる…!』
…あ、そろそろ出ないとマルコに怒られそう…
『じゃ、またね。Aちゃん』
貴「……いっしょに…いて…ね…」ギュッ…
…っ〜!!!!
最後の最後にそんな寝言…!!
ぅあぁ…天使が見える…!!
『…Aちゃんがそう言うならもう少しだけ…いいよね…?』
もう少しだけと言いながら、かなり長い時間ここに居たのは秘密の話…
ハルタside終了
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柚女(プロフ) - 壱さん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございます!!。+.゚.( °∀°)゚+.゚。これからも頑張ります!! (2019年9月7日 22時) (レス) id: d270cf19f0 (このIDを非表示/違反報告)
壱 - リク応えてくれてありがとうございますぅぅぅ!!!!!!本っっ当に嬉しいです!!!!これからも頑張ってください!! (2019年9月6日 17時) (レス) id: 02922b504f (このIDを非表示/違反報告)
柚女(プロフ) - 柊さん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年9月6日 6時) (レス) id: d270cf19f0 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました!!! 面白かったです!更新頑張ってください!! (2019年9月2日 23時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
柚女(プロフ) - ニャン松さん» 了解です!!野球挙ですね!兄貴ーズや夢主ちゃんに全身全霊をかけて野球挙してもらいます!! (2019年8月31日 8時) (レス) id: d270cf19f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚女 | 作成日時:2019年1月25日 23時