LAUGH TIGER (ページ11)

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＊Episode2 TEAM

『結成当初、9人いたメンバーは、1人、2人とやめていき、気が付けば5人に減っていた。デビューどころか、存続を疑う者もいた。』

---七五三掛・中村のインタビューの後

宮近「辞めずに続けられたのは、Aのおかげも大きいですね。特に自分は。
Aが事務所に入る前から、ジャニーさんにいつかはTravis Japanに加入させるつもりだって聞いてて、実力は知ってた分、その日はいつ来るんだろう、Aが入ってくれるまでは踏ん張ろうって思ってましたね」

『不安な時期を過ごす5人に転機が訪れたのは、2017年。松倉海斗と松田元太、そして山名Aの加入だった。期待されたのは、3人のダンス力。だが、彼らがグループにもたらしたものは、ダンスの力だけではなかった。』

七五三掛「3人が入ってきてからは、みんなでコミュニケーションをとるようになったり…あとは松松がムードメーカーだったり、Aがみんなのことをすごくよく見てくれてたり…グループに光が入ってきたみたいな感じでしたね。」

『特に山名は、ジャ二ーズ事務所でも異例の存在。唯一の女性であるだけでなく、入所後もジャニーズの表舞台には出ないという特殊な環境で、約2年間レッスンを受けていた。』

A「実は、2012年にみんなに出会ったときから、ジャニーさんとトラヴィスに『Youも Travis Japanに入るんだからね』って言われてたんです。

でも、ずっと冗談だと思ってて…いや、まさか女子が入るなんて思わないじゃないですか。

でも、その後もトラヴィスについてレッスンに参加する度にジャニーさんにそう言われて‥あれ、これ本気なのかな？って思うようになったんです(笑)

最初は、私もアイドルになるつもりもなかったし、冗談として受け流してたんですけど、ちゃかも『待ってるからね』って言ってくれてたり、誰かと一緒に踊る楽しさを教えてくれたのもトラジャのみんなだったんです。

…何より、みんなの努力してる姿を見て、何かに向かって全力で頑張るってカッコいいなって思って。すごい月並みですけど、求めてくれる場所があるなら、私も同じように頑張ってみようって思って、、、入所を決めました」