▼1日目 夕方 ページ8
みんなで部屋を探すと、2階に9部屋並んでいた。
俺らの部屋は手前の7つ。
元太、閑也、海人、しめ、如恵留くん、俺、海斗の順。
部屋は、結構広くて。
ベッドは大きいしお風呂もついてるし。
元々はホテルだったんじゃないかってくらい綺麗。
机の上に、一冊のノートと紙があった。
【役職について】
【20:00になったら、部屋にあるテレビの電源をつけ、
5を押してください。
役職の確認をしていただきます】
20:00か。
今は…18:00。
このテレビって、今見れるのかな…?
備え付けになってるテレビの下にリモコンがあったから、
電源を入れてみた。
でも、何度電源ボタンを押してもつかない。
そういう仕組みなのか…?
*
30分後。
“コンコン”
sm「ちゃか、いい?」
「どうぞ〜?」
“ガチャ”
「どうしたの?」
sm「如恵留が今晩ごはん作ってるんだけど、もうすぐできるって」
「如恵留くんのごはん楽しみ♪」
sm「そうだねぇ〜(^^♪」
*
如恵留のごはん、
最っ高!!!!
めっちゃおいしかった!
プロよプロ。凄いなぁ…
あ。
不意に時計を見たらもう19:40。
もうすぐ、
役職が分かるんだ。
なら、先にお風呂入っておこう。
*
一人用にしては広かったし気持ちよかった。
本当に、この建物、何のために建てられたのかな…?
さて。
ゆっくり入ってたからもう20:00。
深呼吸をして、テレビをつけて、5を押す。
【宮近様の役職をお伝えいたします】
いよいよだ。
【宮近様の役職は
『市民〔市民陣営〕』
でございます】
良かった…
すっかり安心しきった俺は、
そのまま寝てしまった。
『市民』という役職が、
ゲームの中でもかなり重要な役職であることは、
この時の俺はまだ知らない。
ラッキーカラー
あずきいろ
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momo(プロフ) - 人狼待ってました!これからも、また楽しませて頂きます! (2020年10月3日 14時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちい | 作者ホームページ:https://twitter.com/Eda_ma_me__
作成日時:2020年10月3日 11時