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5-1 ページ18
…暗い
目を開けているはずなのに、暗いんだ
…あれ
レトルトは、？レトルトはどこだ
A『レトルト…！レトルトっ！！』
まって、おいていかないで
また、一人は嫌だ
目から冷たいものが流れてくる
なんだこれ、ふざけんな
レトルト「…ん…？あ、あぁ、Aちゃん。おはよぉ」
私の頭を撫でているこの手はレトルトのものだ
間違いない
A『レト…ルト…？』
なのに、姿が見えない
レトルト「そうやで」
光を放つ薄い板を私に向けて笑うレトルトが見えた
レトルト「…ぇ、もしかして、泣いて…？！」
そういって私の頬を撫でた
あぁ、こいつがいないと
レトルト「大丈夫、俺はここにいる」
レトルトの腕が私を包む
暖かいその中で私はただ思った
私はこいつが必要だ
…胸が小さく
きゅっとした
続く (更新停止中)
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作者名：ゆくあ | 作者ホームページ：http://naajiAYRG
作成日時：2017年11月8日 23時
