その道の先に…【怪盗ジョーカー】

26話 ムーンの月の城 ページ26

プレジデントDside









プ「お前に聞きたいことがある」

「ん？なに？」

プ「何故永遠の命をもっている？」

「さぁ？生まれた時からじゃない」

プ「そうか‥それともう１つか２つ」

「？」

プ「月の城とは、どんなところだ」

「！‥なんで知って！」

プ「答えろ」

「…月の城は、ほとんど静かな所

雑音や、人も何もない

あるとしたら、月の城と泉だけ

そこで私とウルフは暮らしてきた」

Aは狼の頭を撫ぜ、外に出した

プ「どこに行かせるんだ？」

「ちょっとした、おつかい」

プ「そうか‥最後にひとつ」

「いいよ」

プ「私が小さい頃‥お前は船に来た。あの時はもしかして宝玉で見たのか？」

「うん…あの時の私は暇で、音楽を聴いていながら宝玉を見ていた」

プ「…」

「その宝玉に貴方が誘拐され、命を落とす未来だった」

Aは目を閉じた

「人間なんてどうでもいい…そう思っていたのに、何故か冷や汗が出た。そして私はその未来が完成する前に

その船に乗った…けど」

プ「けど？」

「いつもなら私がして未来が変わるのに、今回は私がなんもしないで未来が変わった」

プ「それが、ジャックとキング」

「そう…ここから、私はそのジャックに興味を持ち、近づいて、今はここにいる」

プ「そう…ありがとな」

「別にいいよ‥少し寝る」

Aは扉に向かった

プ「ッ！A！」

「？」

プ「…どこにも行くなよ」

「わかってるよ‥貴方に誓うから」

バタン

扉を閉めた

プ「誓う‥か」

私は椅子に座り、サバイバルの続きをモニターで見た

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