その道の先に…【怪盗ジョーカー】

16話 満月の使者 ページ18

続きます







ハチ「ま、眩しいっス！」

スペ「A！」


「そう…私はAでもあり、又の名を」

するとAは光から解き放れた

代わりに水晶の翼を広げ…


「満月の使者…ムーン！」

フェ「なっ？！」

彼女が、ムーンだと？！

彼女は、白のワンピースに、長袖の水色のカーディガンを着ていた

腰には赤いリボンが巻いてあった

右目に仮面をつけているし、宝玉のピアスも

ジョ「ムーン…だと？」

ハチ「む。昔の人？！」

ロコ「そんな…」

ダク「まさか、私たちといた時のあなた様の笑顔は…」

「うん…演技」

ジョ「？！」

「すべては月の城(ムーンキャッスル)を取り戻すため‥私はここまで来た」

スペ「ムーンキャッスル？！」

クイ「演技‥って。そんな！」


「この巻き物には、ムーンキャッスルについて語っている、巻き物は合計3枚‥全ての巻き物を手に入れ、私は必ず取り戻す！」

フェ「取り戻すって…奪われたのか？！」

「奪われたというより…どこかへ消え去った」

フェ「？！」

消え去った…？

クイ「…私たちを騙していたなんて、許せない！」

ジョーカーといた女子は剣を構え始めた

スペ「あぁ、何より君を救ったジョーカーの方が傷ついてる！

そんな、君を許せるはずはない！」

ジョ「クイーン‥スペード」

ハチ「おいらもやるっス！」

ロコ「ぼくも！」

ダク「私も！」

スペ「いや、ダークアイはジョーカーの事を頼む！」

ダク「わ、わかりました」

するとジョーカーとダークアイ(？)以外、皆ムーンに向かって攻撃始めた

ジョ「おい！」

フェ「待つんだ！皆！！」

「…感情で挑んでくるとは、やはり、人間は変わらない…」

するとムーンは攻撃体制に入った


「いいだろう…相手してやるよ！」

17話 裏切られた悲しみ→←15話 神獣

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す